滋賀県産科婦人科医会 会長 あいさつ

滋賀県産科婦人科医会のホームページへ、ようこそ!!

 

 本会は、滋賀県内170名余の産婦人科医からなる団体で、女性の一生を通じての健康を支援する重大な使命を担っていると考えています。
 このホームページは、まず、一般女性の皆様のライフステージの中での悩みや病気について正確な医療情報を提供していきたいと考えています。そして我々は、気軽に相談していただける“かかりつけ医”としての役割を果たせるように努めてまいります。具体的には元気な赤ちゃんを産み育てるための正しい知識の普及活動や女性の月経異常を主とする健康障害や卵巣機能低下に伴う更年期障害や骨粗鬆症等の問題の対策法の啓発、子宮頸がん・体がん、卵巣がん等の婦人科がん早期発見のための検診の普及・推進の支援等、少子・高齢化社会での女性の健康問題全般に対してのサポートを通じて、健康寿命のさらなる延伸のために活動していきたいと考えています。
 当会は、滋賀県内における会員間の情報交換やコミュニケーションの場となっています。そして産婦人科医の抱える諸問題に取り組み、産婦人科医療の質の向上につとめ、産婦人科医療・医業が適正に行われるための活動支援を行うことを目的としています。 そのために最新の医療情報や行政・社会情報および日本産婦人科医会よりの連絡事項などをこのホームページを利用してタイムリーに会員に情報伝達ができることを心がけていきたいと考えています。このホームページで一般の皆様には滋賀県産科婦人科医会の活動をご理解いただく事を願うと共に、会員の皆様には是非ともこのホームページを活用していただきたいと思います。

令和3年4月1日

滋賀県産科婦人科医会 新会長挨拶

謹啓 

 時下、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
 令和3年3月26日、三日月知事は「安心して不妊・不育治療受ける環境つくり」と「滋賀県で誕生ありがとう」などの事業に予算をつけたと報告されました。それは、菅総理の意向を受け、不妊治療の助成を行ったことと、フィンランドのネウボラの象徴である「育児パッケージ」が滋賀県で生れた赤ちゃんそして、産み育ててくれる家族の方達に届けられるようになったということです。子どもの健やかな育ちと自立を社会全体で応援するという滋賀県のスタンスを現実のものにするための第一歩が踏み出されたと思います。 

 

※フィンランドのネウボラで行われている「育児パッケージ」とは、妊婦健診への動機付けにもなっているベビーベッドになる箱にベビー服や子育ての必需品などが詰められたセット(140 ユーロ(19,430円)に相当するもの)です。

 

 滋賀県が昨年行ったアンケート調査では、滋賀県の妊産婦が望んだ分娩は、「近隣の分娩施設(病院・診療所)において医師の管理下で助産師が主体となり、医師が立合う分娩である。」という結果が出ました。滋賀県のひと月のお産が1,000を切り、昨年は900を切りました。今後は、さらに出生数は減っていきますが産科医師も減少します。それに働き方改革の問題が加わります。幸い助産師の数は保たれており、この危機を乗り切るためには助産師へのタスク・シフティングが必須となると思います。「ネウボラに似た担当助産師制」のような、助産師が地域の保健師と連携して医師とともに妊産婦に寄添い、妊娠から出産、産後そして子育てにまでスムースにかかわることが可能であれば、理想的な形態と言えると思います。

 

 令和2年になると新型コロナ感染症が滋賀県にも感染拡大しました。皆さんのご尽力で滋賀県においては感染爆発とまではいかない状態で現在を迎えています。日本産婦人科医会、日本産科婦人科学会、日本産婦人科感染症学会は、妊娠前、妊娠中、産後にも希望する妊産婦さんにはワクチン接種をすることができるとしています。頼みのワクチン接種が進み、また以前の日常が返ってくるのを期待しています。それまでは引き続き感染予防対策をお願いします。
                                          謹白

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滋賀県産科婦人科医会

​会長 野村  哲哉

滋賀県産科婦人科医会事業計画

《令和3年~令和5年度の滋賀県産科婦人科医会事業計画 重点項目》

1.びわこセーフチャイルドバースネットワーク

  琵琶湖を取り巻く、周産期母子医療センターと地域の病院と身近な診療所で分娩する。 
  滋賀県の妊娠・分娩・子育てについて、医会としては、分娩施設が小児科・精神科と連携して

  「もう一人産み育てた くなるような地域作り」を行政と共に目指すこととする。

2.新生児蘇生法(NCPR)、母体救命システム(J-CIMELS)講習会の定期的な医会主催開催

3.産後ケア事業の県内統一展開の実現

  地域担当保健師・助産師の充実(子育て世代地域包括ケアシステム)・行政に協力
  妊婦健康診査・分娩入院中・産後健診での妊産婦メンタルヘルスケアのレベルアップ
  産後ケア施設を市町の範囲を超えた産後ケアの受け皿として、県内統一して充実させる。
  産後ケア利用料の患者負担0を目指す。(負担金が利用を控える要因になっている。)

4.妊婦健康診査・産後健診・新生児聴覚スクリーニング検査の公費負担の県下集合契約

  関係官庁(県・市町)や関係諸団体と協調し、患者負担0を目指す。 

5.不妊治療の公費補助の充実   

6.会員の知識のbrush up  研修会等・ホームページに情報を提供

7.県下で統一した性教育の充実(少子化対策・虐待および性暴力の予防対策としても)

  産婦人科医師・助産師・学校医・養護教諭・児童相談所(子ども家庭相談センター)
  犯罪被害者支援センター・小中高校の校長会などの性教育に関する考え方を統一させる。

8.HPVワクチンの積極的勧奨に向けて、LBCからHPV併用検診に向けて

9.適正なレセプト作成に向けて

  医療保険部会と医業推進部会の連携(地域連絡協議会などで意見交換の場をつくる。)

10.滋賀県の国体に向けて、アスリートのための女性保健事業(産婦人科スポーツドクター)

11.無床診療所意見交換会(滋賀県に無床の産婦人科・婦人科診療所は、25施設)

  オフィスギネコロジー:ホルモン療法(LEP/HRTなど)・子宮がん検診・人工妊娠中絶
  子宮内膜症・子宮筋腫の薬物療法を適正に安全に、そして適正なレセプト作成に向けて

12.有床診療所(分娩取扱う)意見交換会 :全国有床診療所連絡協議会の滋賀県産婦人科部

  びわこセーフチャイルドバースネットワークを実現させるために 
  ハイリスク妊産婦の紹介・母体搬送・バックトランスファーについて 
  妊産婦メンタルヘルスケア・産後ケア事業について(産後ケア事業の県内統一展開)

滋賀県産科婦人科医会役員名簿(2021年4月~2023年3月)
アクセス・お問い合わせ先

〒520-3031

滋賀県栗東市綣一丁目10番7号

医協ビル 滋賀県医師会内

TEL : 077-514-8711