
一人生み育てたくなるような
寄り添った支援を目指します
滋賀県の周産期医療は、2つの総合周産期母子医療センター(滋賀医大付属病院、大津赤十字病院)と、2つの地域周産期母子医療センター(長浜赤十字病院、近江八幡市立総合医療センター)でハイリスクの分娩を取り扱っています。そして、その他の分娩取扱施設は、6病院(東近江医療総合センター、公立甲賀病院、済生会滋賀県病院、高島市民病院、淡海総合医療センター、南草津野村病院)、そしてこの2年間に、診療所は2施設が閉院し1施設が分娩の取扱いを中止したため、14診療所となり県下の分娩取扱施設は病院と診療所を合わせて24施設になりました。また、2023年の年間出生数は9,469となり予想通り1万人を切りました。2025年には9,000人を切ります。
今後も滋賀県で分娩が安全に安心して取り扱われるだけでなく、妊産婦のメンタルヘルスケアを充実させ、うつ病の発症や自死の予防はもちろん、もう一人生み育てたくなるような寄り添った支援ができる環境作りに力をいれていきたいと考えます。
2025-2027年の2年間を私自身、滋賀県産科婦人科医会における集大成と位置付けて、滋賀県の分娩、産後ケアそして妊孕・婦人科医療の充実および若い医師の研修・研究が進み、滋賀県に産婦人科医が定着するために尽力してまいります。滋賀県下の現在180名の産婦人科医師が働き方改革の進む中で、幸せに生きつつ診療・研究ができるように、医会を運営していきたいと思います。
ご理解ご協力のほどよろしくお願いします。
令和7年4月1日

滋賀県産科婦人科医会
会長 野村 哲哉

一般の皆さまへのお知らせ
公費によるHPVワクチンの接種は2025年3月までです
子宮頸がんは、若い年齢層で発症する割合が比較的高いがんです。
毎年1万人以上の女性が子宮頸がんにかかり、毎年3,000人以上の女性が子宮頸がんで亡くなっています。
小学校6年~高校1年相当の女の子を対象に、子宮頸がん予防のためのHPVワクチンの公費による接種を提供しています。
接種は合計3回です。接種のスケジュールなどについてご不明な点やご相談があれば、お住まいの市町村にお問い合わせください。
※詳しくは、添付資料(PDF)にてご確認ください。
よくあるご質問などが書かれ た案内リーフレットです。是非ご覧いただき公費接種を受けましょう!
〔掲載期間:2025年3月31日まで〕
滋賀県産科婦人科医会からのお知らせ

2024年4月1日より、事務局を下記に移転いたしました。
住 所:〒520-3233 滋賀県湖南市柑子袋611 野村産婦人科内
事務局勤務日:月火木金 10時~15時
原則Eメールでのご連絡をお願いいたします。
事務局より折り返しご連絡させていただきます。
滋賀県産科婦人科医会
会長 野村 哲哉
『出産なび』のご案内
あなたにあった出産施設を探せるサイト 『出産なび』ができました。
【このサイトでできること】
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地域やサービスの条件を設定して、分娩を扱う施設を検索することができます。
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それぞれの施設について、「施設の情報」「助産ケア」「付帯サービス」「費用」の詳しい情報を確認することができます。
『おしえて子宮頸がん検診のコト』
子宮頸がん検診をさらに普及するため、滋賀県デジタル市民公開講座『おしえて子宮頸がん検診のコト』を設けました。滋賀医科大学 産科学婦人科学講座 村上 節 教授より子宮頸がん検診の大切さを分かりやすく解説しております。
動画をご覧いただき、子宮頸がん検診に対する正しい知識をもっていただき、積極的な受診をお願いいたします。
https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=Q2OSTDiyoR4&feature=youtu.be
← 子宮頸がん検診動画案内リーフレット〔PDF 840KB〕
【報告】おぎゃー献金
『チャリティー ファミリーコンサート』

2025年3月9日(日)草津クレアホールにて、ひろげよう!おぎゃー献金の輪『赤ちゃんといっしょに!ファミリーコンサート』が開催されました。
おぎゃー献金ファミリーコンサートは、お腹の中の赤ちゃんからおじいちゃん、おばあちゃんまでご家族みなさんで楽しめるコンサートとして、長年地域の皆様に高い評価をいただいている事業です。
歌のお兄さん、お姉さん、スタジオループの子供たちが、アレンジされた懐かしい童謡やキレキレのダンスと歌で、観客の子供たちを巻き込んだ感動のステージで大変盛り上がりました。
滋賀県は他府県と違いコンサートを通じて直接献金の意味をお伝えしております。
おかえりの際には、子供から大人まで多くの来場者より献金をいただきました。
ご来場いただいた皆さんの温かい笑顔に包まれたコンサートでした。
今年は約400名にご参加いただき、献金は123,927円でした。